いい家の条件「土地」

新築で注文住宅を建てる場合に大切なのは物件そのものだけでなく土地も重要になってきます。立地が良いかどうかもマイホームの質を左右するポイントであり、家自体が良くても土地が良くないようでは後々の不満に繋がる可能性もあると言えるでしょう。
土地選びで失敗しない為にはまずアクセスが楽にできることが大切と言えます。通勤や通学をはじめ、日々の買い出し作業などで苦労するようですと次第に不満に感じてしまうものですし、長く暮らしていきたい気持ちも弱まってしまうかもしれません。日頃の活動がいかに楽にできるかが良い土地の条件でもありますので、物件選びの際には普段の生活もイメージしつつ、不便なく暮らすことができそうな場所なのかしっかりと見極める必要があります。
隣家との距離がある程度あることも大切なポイントです。一戸建ての場合は建物も独立していますので、マンションと比較すると隣人の生活音なども気になり難い傾向があります。ただ、だからといって隣家との距離感が短いところですと意外に生活音は大きく漏れてくることがあるのです。時には咳払いやシャワーの音、テレビでどの番組を見ているのかも分かるほどだったりすることもあります。音の問題は窓の向きだったり防音に工夫することによってある程度は対策することも可能ですが、しかしながら土地選びの段階で失敗をすると音の問題を抱え易くなりますから、土地選びから丁寧に行うことが大切と言えるでしょう。
元々どのような場所だったのかをリサーチすることも重要です。今では普通の更地になっているようなところだったとしても、中には以前、沼地だったりして地盤沈下の恐れがあるようなところもあります。もしそういった場所を選んでしまうと地盤補強の為にお金が余計に掛かってしまったり地震に対しても不安が残ったりします。根本の土地に問題があると建物にも大きな影響を及ぼしますから、土地の経歴も入念にチェックしておいた方が安心です。

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